武田歯科医院 - 鶴岡市 山形 歯科 予防歯科 インプラント ホワイトニング バネない入れ歯 ホワイトエッセンス鶴岡

鶴岡市にある歯医者 武田歯科医院 大切なことは・・・歯と一生お付き合いするための予防です!

子育て中の保護者の方に役立つミニコラム掲載

子どものむし歯予防のミニコラム

小学1年生になっても大人の歯が生えてこない!?
掲載日 11月1日(金)

 小学1年生になっても大人の歯(永久歯)が1本も生えてこないし、乳歯もグラグラしないと、心配するお子さんと親ごさんの声を耳にする時があります。確かに、幼稚園・保育園の年中・年長さんが下の前歯がグラグラするとか、大人の歯が生えてきたと、うれしそうに話してくれるお子さんもいます。でも歯科的には、特に問題はありませんというのが答えになります。永久歯は6歳頃、奥に6歳臼歯や下の前歯から生え始めますが、前後1年くらいの間隔は標準値です。良く噛んで食べることで、萌出しやすくなります。もう少し自然に生えてくるのを待っても良いのですが、まれに顎の骨の中で過剰歯がじゃまをしていたり、となりの歯に引っかかっていたりと萌出できない理由がかくれていることがあります。そこで歯科医院での定期的な検診がとても大事になります。そして1年に1度くらいのレントゲンを撮影していくことをすすめます。
歯みがきは いつからはじめたらいいの?
掲載日 10月1日(火)

 生後6ヶ月頃(個人差があります)になると、下の前歯が生えてきます。それと同時にママ達からの「いつから歯みがきをはじめたらいいの」と言う質問が増えてきます。育児本では、はじめはガーゼをぬらして、拭き取ってあげましょうとか、歯みがきシートの使用などが載っているようです。上下4本ずつ生えてきた頃から、虫歯の心配はほとんどありませんが、「歯をみがくという習慣」をつけることと、「歯ブラシの毛に慣れさせる」という点で、小さめでやわらかい毛の歯ブラシを使うことをおすすめします。そこで、気をつけてほしいポイントが3つあります。1つ目は、はじめから前歯にブラシを当てると、ピリッとすることがあり、歯みがき嫌いになる子もいます。はじめは、歯の無い奥歯のあごをやさしく歯ブラシの毛でなでてあげて感触をおしえます。それから、下の前歯のうら側からみがきます。
前歯しかない時は、指で歯の後ろを押さえてあげると刺激が少なくなり、嫌がらなくなるようです。乳児から幼児へと自我が成長してくると、何に対しても「いやいや」が、必ず出てくる時期があります。それでも、1日1回は歯みがきをしてあげて下さい。2つ目のポイントは、磨いてあげている時は、笑顔で!! 必死になりすぎて、怖い顔にならないように気をつけてください。そして、3つ目のポイントは、ひとりで立たせて磨かせないで下さい。のどに刺してしまう危険性があります。必ず寝かせて磨いてあげて下さい。寝かせて磨いた方が奥歯がよく見えて、きれいに磨けます。
生えてきたばかりの歯が虫歯?
掲載日 9月1日(日)

 6歳くらいになると、乳臼歯の後ろに6歳臼歯(永久歯)が生えてきます。白くて大きな奥歯が生えてくるのですが、まれに虫歯?と思われるような歯が生えてくることがあります。これはエナメル質形成不全という歯です。エナメル質形成不全とは、あごの骨の中で、歯を作っている途中になんらかの原因で、歯のエナメル質が弱い状態で完成してしまい、そのまま生えてきた歯のことをいいます。その状態は、色が白っぽくなっただけのものと、歯の色が茶色だったり、柔らかいものもあります。その原因は、定かではありません。以前は、それほど多くは見られませんでしたが、最近は、その頻度が多くなってきたように思います。治療方法としては、フッ素を定期的に患部に塗布します。歯質が硬くなったとろで、その後の治療方針を決めます。この治療は、早期発見・早期治療が一番です。それゆえ定期検診が重要になります。