きれいな歯並びになるために大切なこと
掲載日 4月1日(火)
年長さんや小学1年生になると、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。どの親御さんも、かわいい我が子の歯並びはきれいに、生えそろって欲しいと願っているとおもいます。歯並びは遺伝も大きく関係があります。しかし、遺伝は考えられないという場合でも残念ながら不正咬合になってしまうこともあります。それは、姿勢からくる下顎の位置・舌の力・噛む力・唇の力・頬の筋力のバランスが大きく関わっているからです。そこで、毎日の生活の中で、顎の成長がスムーズになってキレイな歯並びになるようには、歩くこと、ゲームをやっている時の姿勢や時間、ごはんを食べる時の姿勢を正しくすること・良く噛んで食べること・鼻呼吸をすることなど、普段の生活で口に周りの筋肉のバランスがとれる姿勢になるような体の使いかたをすることが大事になります。
仕上げ磨きの卒業はいつ頃?
掲載日 3月1日(土)
年度末になりました。4月から小学校1年生になるお子さんの親御さんは、ワクワク・ドキドキな心境だと思います。「小学生になったので自分の出来ることは、自分でやってね。」とお子さんにお話ししているご家庭も多くあると思います。しかし、歯磨きはこれからが本番です。6歳頃になると、奥に6歳臼歯が生えてきます。下の前歯がグラグラしてきて、永久歯との生え変わが始まります。お口の中は、凸凹になる時期なのです。大人でも磨くのは難しいと思います。ましてや手の動きがまだ年齢的に未発達の小学校低学年には無謀とも言えます。
仕上げ磨きは、単に歯磨きをしてあげるだけではありません。お子さんに口の中のキレイさ、磨いた後のツルツル感などを教えているのです。そして、お子さんが大きくなって、ひとりで磨けるようになった時に歯磨き名人になれます。小学校3年生いっぱいは、毎日仕上げ磨きをお願いします。
今年はインフルエンザが大流行しています。
掲載日 2月1日(土)
今年はインフルエンザが大流行しています。予防が大切です。予防接種、手洗い・うがいはもちろんですが、実は鼻呼吸もとても効果的なのです。口呼吸をすると雑菌や目に見えないチリなどが、酸素といっしょに肺の中に入いり込んでしまいます。もちろんインフルエンザウイルスも肺の中に侵入してしまいます。そしてインフルエンザに感染してしまうことがあります。しかし、鼻呼吸を行っていると、鼻毛など身体のフィルターがあり、また鼻腔は湿度が高いので、インフルエンザウイルスが通過するとウイルスのパワーが弱くなると言われています。
歯科の立場からお話すると、口呼吸をしていると、口の中が乾き唾液の働きが低下してしまいます。そして口の中の口腔内細菌が増殖し結果的に虫歯や歯周病になってしまいます。口を閉じて鼻呼吸するだけで、それらをかなり防ぐことが出来ます。また、鼻呼吸は舌の位置が本来のポジションに置くので、歯並びにもいい影響を与えると言われています。