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鶴岡市にある歯医者 武田歯科医院 大切なことは・・・歯と一生お付き合いするための予防です!

子育て中の保護者の方に役立つミニコラム掲載

ミニコラム 《 番 外 編 》

新型コロナウイルス感染症対策
「免疫力が強い子」の親がしている4大習慣
 新型コロナウイルスの影響で、世の中が大きく変わりつつあります。そんな変化の激しい現代において「子どもに何をしてあげられるか」という観点から『子育てベスト100 「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』・・加藤 紀子著から紹介したいと思います。

【現代は、「免疫力を弱める」環境】

 現代では、除菌・殺菌が行き届き、かつてより衛生環境がよくなり、子どもたちは清潔な環境で安心な暮らしを送れるようになりました。ですが、その反面、子どもたちが雑菌に触れる機会が減っていることも原因の一つです。また、パソコンやネット環境が進化した結果、運動不足や睡眠不足、ストレスを抱えた子どもも増えており、そうした問題も免疫力を低下させています。

=子どもに免疫力をつけてあげるために=

【その1】「タンパク質」で筋肉をつける
 白血球には、免疫を担当する細胞が集まっています。体温が上がると血流が良くなり、白血球が体中めぐることで、免疫力が発揮されます。体温を上げるには筋肉が重要です。ですから、タンパク質(肉・魚・牛乳・豆類など)をしっかりとって筋肉をつけることが大切です。

【その2】「いろいろなおかず」を食べさせる
 免疫細胞を活性化させるには、タンパク質が必要です。ビタミン類も細胞の免疫機能を助けますし、亜鉛などのミネラル類も、免疫細胞を保護するために必要です。このように免疫力は、多くのの割合でいろいろな種類のおかずを食べたり、「旬の食材」を意識したりすることで、自然にバランスがとれます。

【その3】「日光」を浴びる機会を与える
 紫外線を浴びることで人間がみずから合成出来るビタミンが「ビタミンD」です。ビタミンDは、がんや免疫疾患、感染症の発症予防に関係しています。紫外線は、悪とみなされがちですが、紫外線の強い時間帯に肌の極端な露出を避ければ、30分程度の散歩をするだけでも多くのビタミンDが合成され、免疫力を高められます。

【その4】「十分な睡眠」をとらせる
 睡眠不足は免疫力を低下させます。たくさん体を動かし、睡眠のリズムが整えば、自律神経の働きがよくなって、低体温などの体温異常が減少するといいます。しっかりと体を動かして、たっぷりと睡眠をとることで体温が安定し、免疫力が高まります。

ぜひ、参考にして下さい。
DIAMOND Onlineより

子どものむし歯予防のミニコラム

1年生になっても、仕上げ磨きは必要です。
掲載日 4月1日(月)

 4月になって、新学期が始まります。小学校1年生になるお子さんもいらっしゃいます。
親ごころとしては、「1年生になったんだから、歯磨きも一人で出来るでしょ」と思ってしまうのも当然のことだと思います。しかし、お口の中はこれから生え変わりが、始まるのです。大人でも磨くには、難しいお口の中になります。小学校3年生までは、毎日仕上げ磨きをして上げて下さい。
お子さんは、成長するにつれて、歯ブラシの動かし方を覚えたり、口の中が綺麗に磨かれている状態を感じるのです。3年生まで、毎日、4年生で、1日おきと徐々に回数を減らして、12歳臼歯が生えてくる6年生で週1のチェックをお願いします。

大人の歯 生えてキター!
掲載日 3月1日(金)

 6歳くらい(前後1年は標準)になると、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。
定期健診に来院してくれるお子さん達が、グラグラする!、後ろから歯が生えてきた!と笑顔で教えてくれるのも、この仕事の楽しみでもあります。生え変わりは、自然に行われるものなのですが、最近のお子さんたちの生え変わりに、何らかの問題が生じているようです。例えば、6歳臼歯がなかなか生えてこない。顎の骨の中で傾いていて乳歯に引っかかっているケースもあります。また、上の前歯もなかなか生えてこない子もいます。これは、上唇の筋(上唇小帯)が太く萌出を妨げていることもあります。そんな時は、もちろん歯が生えるようにお手伝いをします。自然に生え変わるためには、日常生活にポイントがあります。ご飯を食べる時は、水・お茶で流し込みをしないで、よく噛んで食べましょう。姿勢を正しく、ゲーム・YouTube視聴などの時、背中が丸くならないようにしましょう。口を閉じて、鼻で呼吸しましょう。これらのことが歯の生え変わりに大きく関わりがあります。

離乳食の進め方に歯の生え方が大事です。
掲載日 2月1日(木)

 赤ちゃんの口の形態は、生まれたばかりの頃は、おっぱいを飲むのに最適な形をしています。生後5・6か月頃から離乳食が1日1回、子どもの様子を見ながら1さじから始めます。離乳食のかたさは、なめらかにすりつぶした状態です。この頃の主食はもちろん母乳又はミルクになります。7・8か月頃では1日2回食になり、いろいろの味や舌ざわりのある食べ物が増えてきます。かたさは、舌でつぶせる固さです。9~11か月頃になると、食事のリズムを1日3回食になっていきます。かたさは、歯ぐきでつぶせる固さです。12~18か月頃は、手づかみ食べを覚えはじめ、ひとり食べが始まります。かたさは、歯ぐきでつぶせる固さのままです。大人と同じものを食べれるようになるのはまだ先です。なぜなら口腔機能の発達が関わってくるのです。歯が生えそろってこそ噛んで(すりつぶして)食べることが出来るのです。離乳食の進め方は、奥歯が何本生えたかで、かたさが決まってきます。1歳になったからと、大人と同じ物を食べさせてしまうと丸呑みを覚えてしまいますので、気をつけて下さい。